夢はでっかく弧を描く

ヲタクするしかやることない

四面楚歌 not a matter

突然ですが、ジャニーズって『ジャニーズ』ですよね(何を言ってるんだ)

 

私はSixTONESファンであることを家族に公表するタイプのオタクなのですが、先日母にSixTONESを紹介した時のこと↓

私「最近 SixTONESってグループにハマっててね、ファンクラブ入っちゃったんだ〜」

母『へ〜、どんなグループなの?』

私「治安悪くてセクシーで嵐感あるKAT-TUNみたいな、KAT-TUN感ある嵐みたいな。(RAMPAMPAM見せる)」

母『へえー、ダンスも揃ってないし、どうせ口パクでしょ?』

 

………

 

 

………

 

 

ねえ!!!!!全ジャニーズに謝って!!!!!!いくら母といえど許せない!!!!!!!

 

たしかにメディア露出多い嵐さんは某歌番組で事故してからテレビの歌番組ではほとんど口パクorかぶせだったし、私は元嵐担だから家族が嵐を見る機会も多かったからそれは仕方ないけどさ…

一応説明しておくと、母はアンチジャニーズではない。関ジャニ∞は歌上手いから好きだし、年末のカウコンは必ずチェックする。たた、ダンスに関しては韓国のキレキレに揃ったダンスを基準に見るため「こいつら揃ってない」と言い出す。

しかし1ジャニオタとして正直なところ、若手のグループはだいたい歌っている。

特に我が推し SixTONES京本大我ジェシーのダブルメインボーカル、低音&下ハモの松村北斗、ラップの田中樹、メインの歌割は少ないが声質が曲の表情を豊かにする森本慎太郎と髙地優吾。本人たちも歌で勝負したいと語るこのグループが完ぺき口パクであるはずがない…

なんなら歌割が京本&ジェシーに偏りがちだが他のメンバーもちゃんと歌えるし表現できる…

 

ダンスに関しては本人たちが言うように"わざと"揃えず、自分の個性を出して踊っているのに!

コレを語っても母には微塵も響かなかったようである…

 

正直、個人的に歌番組で生歌のグループは好感度が高い。多少外れてても頑張って歌う姿が愛おしいのだ。現場の盛り上がりに合わせた替え歌や煽りも入れられるし。

しかし口パクやかぶせが悪いわけではない。特にダンスをメインに置いたグループは完全生歌にすると厳しいところがあると思う。

オタクからすれば「生歌頑張ってる好き…愛おしい…」となる場合でも、ただの視聴者からすれば、「こいつら歌ヘタだな」と取られかねない。いくらオタクがグループをプッシュしても、世間的な人気を得なければ、本当の人気アイドルにはならないのだ。オタク界隈にいると盲目になってしまうけれど。

 

でも、100%生歌ではなくても、見ている人を楽しませることができるのがジャニーズである。アイドルの枠ではあるけれど、ジャニーズは『ジャニーズ』なのだ。

 

その世間的なジャニーズっぽさをいい意味で外れて歩いているのが SixTONESだろう。RAMPAMPAMのパンツ見せダンスなんかその最たるものである。

なぜ私は母に SixTONESを紹介するのにパンツ見せダンスをチョイスしたのか…

友達にもパンツ見せダンスを見せると大笑いされてしまった。かっこいいけどなんでパンツ見せてるの?と。

こういう時に世間的な目がどんなものなのか痛感する。

デビュー曲のImitationRainだって、かっこいいしめちゃくちゃいい曲だけど、世間的には「エッこれがデビュー曲?盛り上がらないしフレッシュな感じもしないなあ」という意見を持った人もいると思う。(少なくとも私は思った。良曲には間違いないけど)

でも SixTONESのなにがかっこいいかって、それを分かってる上で、自分たちらしいパフォーマンスとして魅せ続けているところだよねえ…

今は理解されなくても、グループとして歌で勝負できる、ダンスはあえて揃えずに個性を出していくスタイルがみんなの中で定着していくようなアイドルになれたらいいなと願っている…

 

 

 SixTONESを紹介するとき、誰それ?と聞かれたらまずジャニーズと答えるだろう。それと同時に自分のことをジャニオタだと表現する。 SixTONESがスト担のことを含めて SixTONESだというように、オタクの言動もそのグループ、ひいてはジャニーズの印象に関わってくる。もちろんいいところもよくないところも。

自分たちの個性を貫く SixTONESをスト担が誇りに思うように、スト担も SixTONESSixTONESらしく活動し、花道を歩き続けられるような応援がしたい…

と、地方のオタクは願うのであった🦊